立ち位置が違えば、受講者の学びも違う

成人学習理論によれば、大人は自分の体験と紐づけることで新しい学びを得ていくものであり、自分に役立たないと感じるものを学ぼうとしません。なんでもスポンジのように吸収する子供とは学び方が違うというわけです。ですから企業での人材育成研修は、分野やテーマによって多少の違いはあるとしても、参加者の関心や体験を念頭に置いて進めることになります。
これが意外と「言うは易し行うは難し」なのが、入社数年から管理職直前ぐらいのいわゆる中堅層だと感じるときがあります。この年齢グループは、リーダーになっていく心構えや、リーダーシップを発揮した体験に個人差が大きくて、学習理論が言う「紐づけるべき体験」や、今後必要となる能力やスキルについての考え方が人によってまちまち・・・という場合があります。今日のグループもそんな若手でした。それぞれが今いるところから1歩か2歩の成長を実現できるきっかけになったことを願っています。