この研修はムズカシイ

今日はあるIT企業の顧客の日本法人でオンライン研修を実施しました。顧客が長年続けている人材開発の取り組みの一つです。この企業の受講者はのびのびと個性的で、向学心にあふれています。世間の耳目を集める新しいサービスを次々打ち出すことでも知られています。最新の研究から生まれたスキルアップのための研修内容を真剣に聞き、次々に質問を投げかけるので、例年、予定時間に収めるのに大汗をかきます。でも今回はとても静か。呼びかけても声を出さない。チャットも来ない。手を上げるボタンも押さない。ハイやイイエの反応もない。

「わかってもらえているだろうか」「少し戻ってレビューする方がいいだろうか」「小グループのエクササイズはうまくいくだろうか」「自分の体験と相容れないので混乱しているのだろうか」「早く進みすぎだろうか?それとも遅すぎるのだろうか?」・・・ブラックホールのような沈黙に向けて研修を進めながら、いろいろな疑問が頭の中をよぎります。

終了後、参加者のアンケートを開いてみると、ほぼ全員が「受講してよかった」「業務で活かせる内容だった」・・・

安心しました。お役に立てて良かったです。でも今日は実に難しかったです。