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上司が部下に好かれるべき理由

「部下に嫌われていても、上司として優秀ならば問題はない!?」

「優れた上司であるかどうかと、部下に好かれるかどうかは無関係だ。部下に嫌われていても、優秀な上司であることは可能だ」と信じている人は大勢います。理屈上はその通りです。でも、「部下から嫌われているけれど、優れた上司だと思われている人」がどのくらいいるのか、考えておくほうがいいでしょう。

 

スマートワークスの提携先、ゼンガー・フォークマン社が51,836人のマネジャーについて調べたところ、「上司は皆に好かれているか」で、下位25%に入ったマネジャーのうち、「マネジャーは上司としてリーダーシップを発揮している」が上位25%に入っている人は、27人しかいませんでした。なんと、2000人のマネジャーに対して一人しかいない確率です。

人に好かれるかどうかは生まれつき?

人に好かれるかどうかは、生まれつきの性格のように思いますが、そうではありません。50,000人を超えるマネジャーについての調査から、部下に好かれる上司になるための7つのポイントが見えてきました。

部下に好かれるために上司にできること

1.      ポジティブであるー感情は風邪のように感染します。怒りやイライラのようにネガティブな感情も、ポジティブで楽観的な感情も、伝わります。

2.      揺らがぬ誠実さがあるーその人を信頼できるかどうか。その人は誰に対してもフェアか。人は信頼できる人のことを好ましく思うものです。

3.      協力的であるー同僚と競り合うマネジャーもいますが、組織は一つの目的に向かって、皆が力を合わせるところです。

4.      コーチであり、メンターであり、ティーチャーであるー自分の成長を手助けしてくれた人のことを思い出してみてください。その人のことを、どんなふうに感じでしょうか。自分を育ててくれた人のことは、忘れることができないし、いつになっても温かい気持ちになるものです。

5.      動機づけるー多くのマネジャーは、もっと良い品質をとか、もっと高い目標を、というふうに、結果に向けて部下をプッシュ(押す)するのが得意です。しかし優秀なマネジャーはプル(引く)も上手です。必要な時は皆と一緒に汗を流し、きちんとコミュニケーションをとります。部下を動機づける上司は、部下から好かれやすくなります。

6.      遠くの将来ビジョンに集中するーどこへ向かっているのか、何のためにそうしているのかわからないと、チームや会社のメンバーは不満とストレスが募って、文句ばかり言う批評家になってしまいます。

7.      自らフィードバックを求め、フィードバックを通して変化する-データによると、フィードバックを自分から積極的に求めて、そのフィードバックに真剣に取り組む上司ほど、部下に好かれることがわかります。

一つか二つ選んで、今日から取り組んでみてはいかがでしょうか。