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日本と海外における人材開発や研修の違い 1.はじめに

日本と海外では、人材開発や研修のありようが、いろいろな点で違います。文化の違いだと言ってしまえばその通りです。しかし違いの多くは、日本で一般的なメンタルモデル―こういう時は、こうするのが当たり前だという考え―に根ざしていて、経営の考え方、人事部の役割、マネジャーの役割、従業員の考え方など、経営やマネジメントにとって極めて重要な分野と関わっています。

これまでは、文化が違うから日本と海外の人材開発の違いに注意を払ったりしなかったけれど、これからの時代のために考えてみようとすると、人材開発とは何か、優れた研修とは何かという本質的な問いについて考えさせられることになります。

弊社の創業者たちは、数十年にわたってグローバルな研修プログラムに携わり、幾多のグローバルなプロジェクトに携わってきました。とくに多いのは、グローバル企業が世界中の拠点で同じ研修を展開するものです。その場合、現地の講師が現地の言葉で教えます。

世界のグローバル企業は、リーダーシップやコミュニケーションの研修を全世界で統一して展開することが、よくあります。全社一丸となって世界で競争するために、共通の考え方や進め方が不可欠だからです。もちろん文化や言葉が違っても大丈夫な研修でなくてはなりません。つまり、世界中の人や組織にあてはまる普遍性を備えた研修であることが、前提条件です。

そうやって実施される研修と、日本の研修を比較していくと、人材開発をとりまく考え方の違いが見えてきます。予算を承認する経営トップは何を期待しているのか。推進する人事担当者はどうか。研修受講者はどうか。次回はそれらについて触れてみます。