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CEOも新人も受講できる研修とはどんなもの?

研修で学ぶ本質的な理論は新人もトップも同じもの

弊社スマートワークスの研修のなかには、グローバルの大企業から入社したての新人まで、誰でも受講できるものがいくつもあります。実際にそのような皆さんに受講して頂いていますし(もちろん、一緒のクラスではありません)、皆さんが職場での実用性の高さを評価してくださいます。それらの研修の多くは、専門家が数十年をかけた調査や研究に基づいて、設計されたものです。ところが、お客様から受講対象を尋ねられて、「どの階層でも大丈夫です」とお答えすると、驚かれることがあります。

研修内容によっては、トップでも新人でも、職位に応じた深い学びや気づきが得られる理由を、いくつかの観点からまとめてみます。

1.最新の理論やノウハウ

進歩するのはテクノロジーだけではありません。リーダーシップやマネジメント、コミュニケーションの分野も日進月歩を遂げています。たとえば、弊社のコミュニケーション研修、『ダイアローグワークス』は、人の脳のしくみに関する最新理論や、直近の半世紀に進化したベストプラクティス研究(優秀な人々を分析して、うまくいくパターンを解析しようとするもの)のおかげで生まれたものです。普及が始まったばかりの知識であれば、しかもそれがビジネスのパフォーマンス向上に役立つものであれば、役職が高い人や経験年数が長い人にも、等しく役に立ちます。

2.内容が普遍的

1のようにまだ普及していないということではないけれど、誰にでも、どこででもあてはまる、普遍的な内容の研修があります。普遍的と言うと大げさに聞こえますが、例えばリーダーシップについて考えてみてください。リーダーシップの重要な要素の一つは、リーダーの誠実さです。ですから、ほとんどのリーダーシップ研修が誠実さが大切だと教えます。

研修によっては、リアルなケース・スタディを使って、つねに誠実でいることの難しさを考える場合もあります。新人であれば「ミスをした。同期の仲間に言うのは恥ずかしい。黙っていれば誠実さを欠く」といった状況が考えられます。CEOであれば、「会社の社会的信用に関わるコンプラ問題が発覚した。公表すれば株主から責められ、会社の業績が悪化する。潔く公表しなければ誠実とは言えない」などが、あるかもしれません。

すぐにわかる通り、2つの例では、難しさの度合いや問題をとりまく複雑さがけた違いです。しかし、本質は同じです。大企業のトップであれ、新人であれ、「順風満帆のときに誠実でいることはたやすいが、危険な状況で誠実さを貫くことはかなり難しい」のです。さらに言えば、難しい状況で自分が誠実に行動できるよう、やるべきこと(やっておくべきこと)も、本質的には同じです。本質と正面から向き合う研修は、誰にとっても価値がありますから、職位や経験を問いません。

3.今、自分がすべきことを考えるための設計

上記2の例に関連して、一人ひとりがリーダーシップを発揮して自分にできることをしようとするなら、いざという時のための手順やプロセスを決めておくことや、自分が大切にする価値観(この場合は目先の利害にまどわされず、つねに誠実でいること)を折に触れて思い起こすことが役に立ちます。(これらは行動科学が明らかにしたことです。)もちろん、CEOが作る手順やプロセスは、新人が作るものとは全くスケールが違うものになることでしょう。だとしても、手順やプロセスが大切であることは変わりません。

受講者が自分のこととして考え、行動に向けてコミットすることを目的として設計されていれば、学ぶ内容がトップから新人まで同じだとしても、それに続く演習や話し合いは、おのずから受講者の役職や経験にあった深さと広さで展開します。研修内容によってはそのようなプログラム化が可能ですし、学んだ基本を忘れなければ、どのように自分を取り巻く状況が変化しても、キャリアを通じて応用していくことが可能になるというわけです。